Gitanの趣味

ひたすら趣味の道を走っています(ニヤリ)

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熱海の捜査官 

『熱海の捜査官』を見て『ツイン・ピークス』を思いだした人はけっこういるようだ。ネットでは『熱海の捜査官』と『ツイン・ピークス』の類似については賑やかに語られている。最終回を迎える今になっていえば、7月にはじまった新番組のなかでは、二番目に好きだった番組だ。
 こういうちょっとへんな感じは好きである。思えばあの『トリック』もはじめのころは、ちょっと変な感じがあり、その感じが好きだった。今回最終回を迎えるのは少し残念な気もするが、まあこのあたりが妥当なかもしれない。何でも少し物足りないくらいがちょうどいい。
『熱海の捜査官』はちょいと変だ。しかし、デヴィッド・リンチの作品はちょっと変どころの話ではない。大いに変で、見ている側の理解の速度をはるかに凌駕して、突き抜けてしまっている感じがある。
『ツイン・ピークス』はさすがにテレビだっただけに、ぎりぎりのところで踏ん張っていたが、それでも画期的に変だったのはまちがいない。主人公のFBI捜査官がチベットの夢判断について語りはじめるなど、自由奔放というか勝手気ままというか、とにかくそのぶっ飛び方が半端ではなかった。
 映画版ツイン・ピークス、『ローラ・パーマー最期の7日間』は、いっきに向こう側に踏み込んでしまった気配もあった。世界一美しい死体といわれたローラ・パーマーだが、あの映画のポスターはインパクトがあった。あの女優さんは、死体を演じているときのほうが美しかった。それがデビット・リンチの狙いだったのだろうか。
「火よ、我とともに歩め(Fire walk with me)」
 と、登場人物が叫ぶ。深い意味があるように思えるが、いまいちその意味がよくわからない。意味などわからなくてもいいのだ。『ツイン・ピークス』は意味不明のまま終わっても、ちっともかまわない。その時々の、変な度合いを楽しむために存在するドラマである。
『熱海の捜査官』はいくつかの魅力的(ちょっと褒めすぎか)な謎が提示され、そのどれも明らかにされないまま、何となくという感じで最終回を迎えた。提示された謎は、必ず解かれなければならないなどというルールはどこにもない。現実社会には解決のつかない問題が山ほどある。と、いうか解決のつかない問題ばかりだ。
 もちろん皮肉ではない。ほめているわけでもない。『熱海の捜査官』が社会のありようをシュールに描いた芸術作品である、などとはまちがってもいわない。奇妙な味を楽しむ料理のようなものだ。物語は収束ばかりではなく拡散があってもいい。
 特に『熱海の捜査官』は扱っていたテーマがテーマだけにそういう終わり方もありだったと思う。あれは結論の出せない謎を解こうとした物語でもあった。とはいえ、期待を持たせるだけ持たせて肩すかしをくわせたのは、ほんの少しだが不親切かなと思ったりもする(笑)。それとも『熱海の捜査官2』の企画でもあるのだろうか。
 余談だが、『熱海の捜査官』を抜いて堂々の1位になった番組は『MM9』である。

追記
 田中哲司さん演じる《切れすぎて痛い鑑識課のボス》は『イレイザーヘッド』のポスターみたいだった。
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カテゴリ: テレビドラマ

テーマ: 熱海の捜査官 - ジャンル: テレビ・ラジオ

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Posted on 2010/09/18 Sat. 15:08    TB: 0    CM: 0

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