Gitanの趣味

ひたすら趣味の道を走っています(ニヤリ)

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『椅子』が好きだ 

 昨日は11月22日。《いい夫婦の日》だということを、職場の同僚に教えられた。日常的、あるいは常識的なことにきわめて疎いもので、この世の中にそんな日があること自体しらなかった。
 しかし、いい夫婦とはねえ……昔『いい人』とかいうドラマがあったと記憶している。もとは漫画だったはずだ。いい人とかいい何々というのは実に定義が難しい。へそ曲がりのぼくは、『いい夫婦』などといわれると、
「とりあえず脱法行為をせずに夫婦でいられるのなら、それがいい夫婦だろう。夫婦の数だけ夫婦の形があるんじゃないのかい」
 と、口を尖らせて言いたくなる。大人げないことこの上もない。

 いい夫婦がどんなものかわからないが、『椅子』という歌が好きだ。岡本おさみの作詞、長谷川きよしの作曲になるこの曲は、やわらかいメロディーが心地よいし、なによりも詩がとても好きである。

 その椅子には 行きずりの女が座るんじゃない
 ショールより温かく 君が座るんだ

 という部分がある。
 古手川祐子さんという女優さんがいるが、田中健さんと結婚した時、新郎自身がこの曲を歌ったと記憶している。ちなみに恥ずかしながらぼくも歌ったことがある。結婚式の時だった。
 自分の結婚式ではない。友人の結婚式の余興で、この曲を歌った。自慢すると、それは田中健が当時とても可憐だった新婦古手川祐子のためにこの曲を歌う前のことだ。後で田中健の話を聞いて、本当に『椅子』を歌ったのなら、この曲から同じようなイメージを受けた人が自分以外にもいたのだと思い、とても嬉しかった。
 心変わりをする男と女を歌った歌はいくらでもあるが、変わらぬ優しさや、ひとりへの想いを歌った曲というのは案外少ないような気がする。別れの悲しみを歌った曲もたくさんあるが、この人と一緒に生きていこうという気持ちを、明るく歌った曲も少ない――か、あってもぼくはあまり知らない。
 もっとも、この曲の最後の部分には、皮肉な視点も含まれている。ぼくが結婚式の余興でこの曲を友人と演奏した時は、最後の部分を敢えて歌わなかった。嘘でもなんでも、とにかく永遠の愛を誓う場には不似合いだと思ったからだ。

 岡本おさみという人の詩の持つイメージは、いってみれば“盲点を突かれる”とうものだった。もちろん個人的なことだ。ぼくにとって岡本おさみさんの詩は、普段気づかない世界の出来事のひとつを、
「ほら、こんなこともあるだろう」
 と、見せてくれる、そんな感じだ。
人間が何かを表現するということは、基本的に自分の感性で世界を再構成することだと思っている。絵、言葉、数式等々。別に特別なことではなく、ぼくも含めてその他大勢に含まれる人々の、幸福だが平凡な日常生活でも、実は営々と世界の再構成をしているように思えるときがある。
 すぐれた芸術作品は自分では気づかない世界の何かを見せてくれる気がする。ぼくには見えない何かが見えている人が確かにいるのだと気づかせてくれる。そこに感動する。他にも岡本おさみさんには好きな作品がある。
 吉田拓郎とのコンビが有名だが、実は長谷川きよしさんとも素晴らしい作品を残している。『裸馬』『一人の女に』『さらば夏の光よ』『コーヒー・ショップ』『ぼくの足は旅路の道』等々。時任三郎さんが歌った『川の流れを抱いて眠りたい』という名曲もこの人の作詞だ。
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Posted on 2009/11/23 Mon. 13:16    TB: 0    CM: 0

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