Gitanの趣味

ひたすら趣味の道を走っています(ニヤリ)

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ヒーローを待ちわびる 

 最も好きなヒーローはおそらくウルフガイこと犬神明だ。ちなみにアダルトの方である。トップ屋といういまでも存在しているのだろうかと思われる職業で、しかも改造車のブルバードSSSという大薮春彦的な車に乗っている。
 ちなみにブルーバードSSSはニッサンの車である。作品に登場するのはクーペ1600SSSだと思う。犬神明はこの車を改造している。特注エンジンを搭載した、いわゆる《羊の皮をかぶった狼》だ。
 そしてなによりも犬神明は不死身である。満月の時期になると不死身になる。理由は彼が狼男だからだ。時に獣人現象がおきて半人半獣の姿となる。怒りに我を忘れたときや極度の精神的ショックを受けたときなどで、この現象がおきると月齢に関係なく犬神明は不死身になる。
 この魅力的な主人公が、はじめて登場したのは、なんと前世紀1969年である。作者の平井和正氏はこの主人公が夢枕に立ったといっている。本人がそれをいっているのだからまちがいないことだとは思う。夢枕に立って、自分を主人公にした小説を書けといったのだという。
 ただこれとは別の話を聞いたことがある。正くはネットで拾った話だ。従って信憑性のほどはわからない。それはウルフガイシリーズがはじまる少し前のことである。『キャプテンスカーレット』というイギリス製の人形劇があった。どんなお話かはここでは詳しく語らないが、この物語の主人公、キャプテンスカーレットは不死身である。
ウルフガイこと犬神明も不死身である。この番組が日本で放送されたとき、平井和正氏も関係していたという。どんな形で平井和正氏が関係していのか知らないが、大変興味深い話である。
 ヒーローに話を戻すと、理由は色々とあるがアメリカ製のヒーローにはあまり共感できない。ヒーローというのは案外そのヒーローを生み出した国の文化的象徴なのかもしれない。日本人というのは、あるいはアメリカ人ほどヒーローという存在を受け入れにくい国民性を持っているのではないか。
 日本にはヒーローが活躍する物語が少ないように思う。時を遡り、日本武尊あたりまでをヒーローに数えても、意外にその数は少なく、しかもどこかに悲劇的な雰囲気が漂っている。もしかすると日本人はあっけらかんと正義を信じることが苦手なのではないかと思ったりもする。

 誤解を恐れずにいえばヒーローは単純なものだと思っている。単純だからヒーローだともいえる。その行動原理は実に単純である。やるかやらないか。あるいは勝か負けるか。行動は複雑なように見えても、動機は単純なのだ。わかりやすいことはフィクション、わけてもエンターテイメントの世界では売れるための絶対条件だ。
 しかし、現実とはちがう。ぼくは現実の世界でヒーローの登場を期待しないようにしている。わかりやすい言葉で踏絵を迫るような真似をするのは、百害あって一利なしだと思っている。人は確かに利益と不利益の間で揺れ動くものだが、損か得かというわかりやすい公式でも数が集まれば複雑になる。
 面倒くさくても考えなければいけない。考えなければ、結局は自分の首を絞めることになる。状況が複雑になり、しかも悪化していると感じるとき、どうしても単純でわかりやすいものに飛びつきたくなる。そういった自分を抑えようとしている。
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カテゴリ: 読書

テーマ: 読んだ本。 - ジャンル: 本・雑誌

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Posted on 2009/08/03 Mon. 17:27    TB: 0    CM: 2

この記事に対するコメント

http://kogarashi1940.blog10.fc2.com/

Gitanさま、こんにちは。
不況で疲弊した世相になると、単純でイケイケな指導者が受け入れられ、最終的には独裁者になるというのはよくあることですね。(最近でも、それに近いような人がおられたような?)
そういうときこそよく考えないと、とんでもない方向に行ってしまうかも知れません。
私なんかは結構へそ曲がりな方なのですが、曲げたままでしばらくいこうかとは思っています。

私も、ヒーローはやはりフィクションに限ると思います。

URL | お夕 #wikz35BA

2009/08/04 10:07 * 編集 *

コメントありがとうございました。お返事が遅れてすみません。

独裁者についてですが、ヒトラーはクーデターをおこしてドイツの総統になったわけではないことは有名な話しです。ワイマール憲法下のドイツで堂々と選挙を戦ってあそこまで上り詰めたわけですから、ある意味たいしたものです。

民主主義の危うさは、民主主義とは正反対の考えてを持つ者も許容するという点だと以前何かで読んだことがあります。その通りだと思いました。やはり、大衆は賢くあらねばならないのだと思います。

URL | gitan #-

2009/08/11 07:58 * 編集 *

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